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今は9割アニポケの感想

蟲師 続章

雪の下


全くと言っていい程 内容を覚えてなかった。
一度 漫画で読んだ事あるハズなんだが すごく新鮮な心持で見れた。
でも 全く記憶に無かった割には結構重い話だったな。
ガキの頃には理解できなかったのか。
心を壊してしまう程の悲しみを知らなければ 確かに何も思わないかもな。

私も一時期 心を壊しかけた事があったから 心に響くものがあった。
妄想彼女が現実世界に現れる事は無いという現実に酷く苛まれて・・・
あ これマジな話ね(笑
痛い事言ってウケ狙い・・・ とかじゃなくて、マジでそういう時期があった。
だから ちょっと分かる。
自分に投げやりになる感情とか 都合の良い思い込みとか

心を冷やし 寒さ感覚を失った少年が
現実を受け入れ 寒さを感じていく様は感慨深いものがあった。
そう、現実を受け入れるのには痛みを伴うのだ・・・ッ

人の心を凍らせるのは人であり、
それを溶かせるのも人の温もりである・・・
みたいな メッセージを感じたな。
まぁ 私の場合、誰も溶かしてくれないから自力でどうにかする他なかったのだが(笑


今回のテーマ曲は すごく雰囲気に合った良い曲だったな。
なんか どことなくテンガン山頂上付近の豪雪地帯のBGMにも似てた気がする。
だからなおさらかな、すごく 何か響く。

今更だが 蟲師はエンディングの曲が毎回違うんだよな。
それぞれの回に合わせたテーマ曲が使われてて すごく手が込んでると思う。
毎度違うテーマ曲もまた見どころの一つである。


次回は 待ってました 夜を撫でる手。
これは覚えてる。セリフがすごい印象的だから。
ただ 期待し過ぎると 声のイメージが違ったときとかショックだから禁物だな。
個人的に 綿胞子のワタヒコがかなりショックだったのでね。
漫画のイメージとのギャップが アニメの怖いところでもあり醍醐味でもある。