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今は9割アニポケの感想

約束、友達。

女将さん、ワット食い過ぎだろ。
つか無駄遣いが過ぎるぞ。



超多忙を極めるゴウの両親が、久々に休日を取得。
3年ぶりにヒワダタウンのコテージへ家族旅行に。
家族水入らず、だがゴウはどこか浮かない表情で景色を眺める。
コテージに到着。過重労働の両親はチェックインして間もなく爆睡。
ゴウはラビフットらと共に ジョウトポケ捕獲へ出向く。
久々に訪れた森、ゴウの中に3年前の回想が蘇る。

3年前、同じく家族旅行でコテージを訪れたゴウ一家。
ミュウを追い求め 森を駆けまわっていたゴウは
セレビィを追い求める少年 トキオに遭遇する。
ポケモンが大好きな2人、話すうちにすぐ仲良くなり、
ゴウとトキオでセレビィ探しを始める。
ミュウの情報を集める為にゴウが持っていた装置でセレビィを調べ、
目撃情報のあるウバメの森の祠を目指す。
ウバメの森は背の高い草が生い茂り、視界が悪いばかりでなく、
野生のポケモンも多く現れ、不用意には進めない。
そこでゴウは コテージの主からキマワリを借りてくる。
葉っぱカッターで草を刈り、森を進む。
が、なかなか祠は見つからず、遂には日も暮れ、キマワリは眠りにつく。
その後もゴウとトキオは夜空を見上げながら話し込み、
翌日また セレビィ探しを再開させる約束を交わし、別れる。
翌朝、意気揚々と待ち合わせ場所へ向かうゴウであったが
トキオは現れず、時間だけが過ぎ、次第に雨も降りだす。
約束したのに、友達だと言ったのに、雨に濡れるゴウの心は荒れる。
遂にはその場を去り、以後 森へ行く事は無かった。

あれから3年、ついトキオの事を思い出して心がざわつくゴウであったが、
今の自分にはラビフットやメッソンたちがいる、と 気持ちを切り替えて進む。
ウバメの森に到着。伸びきった草はストライクとカモネギに刈らせ、進む。
アリアドスクヌギダマ、ことごとくトキオと共に襲われたポケモンに遭遇。
ざわつく心を押し殺して乱獲。逃げる事しかできなかった当時とは違う。
乱獲を繰り返しながら森を進んでいくと、当時は辿り着けなかった祠を発見。
なおもトキオを思い出してざわつくゴウだったが、
祠の扉に 傷んだ紙のような物が挟まっている事に気付く。
手に取って見てみるとそれは、トキオからゴウへ宛てた手紙だった。
約束の日、高熱に倒れたトキオは森へ行けなかった事、それを謝罪する旨、
翌日には回復して行ったもののゴウには会えず、祠は発見。
翌年もゴウが来ないかと森を訪れたが会えず、この手紙を書くに至った と、
もしセレビィに遭えたなら 約束のあの日に戻りたい、
今でもゴウを友達だと思っている と、そう書かれていた。
その事実に衝撃を受け、ただただ立ち尽くす事しかできないゴウ。
そんなゴウを 呼ぶ声が聞こえる。
振り返ると、同じくトレーナーとなり チコリータを連れたトキオの姿が。
3年ぶりに再会した2人、積もる話は山ほどあった。



ガチのゴウメイン回、まさかのサトシ&ピカチュウ 一切本編登場無し。
ゴウの コミュ障というか、フシギソウ回であった『友達』不信、
友人厳選してる感、その発端となったであろう原因は おそらくこれだろう。
まあ納得と言えば納得。最初期の頃のちょっと鼻につく感じは伏線だった。
セレビィ推しのわりにはちゃんと 地に足の着いたストーリーだったかな。
わたくしなんかは浅はかだから、セレビィの時渡りで失踪したトキオが
3年経ってゴウの前に現れる、とか そういうストーリーかと思ったw
ちゃんと現実的なすれ違いで、現実的な再開をして、セレビィはほぼ絡み無し、
というところが むしろ逆に好感が持てました。
OPが一新。謎ダンスが無くなり、躍動感と緊張感がマシマシに。
久々のアローラ組にほっこり。親父探しのリーリエは不在だけど。
思えば各地を転々としてるわりには、アローラは一度も無かったな。
まあちょっと地域に根を張り過ぎたし、初代チャンピオンだし、
軽々しく日帰り訪問という訳にもいかないか。
ザシザマにムゲンさん、本格的にガラル編始動ですか。何を今更。
だったら最初っからガラル上陸しとけよ。


次回、交換?
カイロスの運命は